2012年11月30日

レースは後からでも美味しいものね

RR x GPS x GIS x SNS x open x cloud = (^_^)

おっきなレースを終えると、仲間やライバルと展開を話したり、インターネットで写真を漁ったり、同じレースを走った選手のレポートを読んだりするよね、大抵は数週間、長けりゃ一ヶ月は美味しい。そんなことしてると、ふとレースさ中の自分と他の選手や前後の集団との位置関係を知りたい、って思うことあるでしょ?そこで、あぁ!!と思い付いたことがある。これはロードレースをもっともっと楽しいもの深いものに、そして近代的なものとして多くの人と共有できるきっかけになると思うんだ。

思い付きはいたって単純、レース(プロレースでも良いけれど無理かな?)で選手にgps loggerを付けて走ってもらうというもの。無償で希望者を募って(若しくはlogger代金の千円程度を取って配る?いや、やっぱりスポンサーを募ろう!)、量が質となるからできるだけ大勢の選手に付けてレース後にloggerごとデータを回収する。回収されたデータはもちろん選手を特定できるようゼッケン番号などで整理して、どこかのもちろんオンライン上に集める。例えば、ツールド沖縄ならプロ・アマレース各種目合計で3,000人とサイクリング部門の1,000人(こちらは需要無いかも)が最大人数になるね。開発めざましいgis分野からの協力を是非とも頂いて、再現動画を作ってもらうまたは動画を自動生成するアプリケーションをつくる人だって出てくる可能性もある。google earthを利用するのがリーズナブルかな?世界の航空機をge使ってリアルタイム表示するflighttrackingってのは参考になるです。

んで、このデータを科学的に解析して(見当違いかもしれないけれど)道路工学とか人間行動学なぞで解析し、道路行政や社会教育に応用すらできないだろうか。もちろん、選手の能力向上やチーム戦略検討のネタにすることが第一義的な目的で、参加した選手個々人には自由に利用してもらう。そのために、個々人のデータは全て公開前提さらに利用もできるだけオープンに(ってゾノ選手の競技大会開催手順のオープン化の話と無理やり関連付けたりして)。細かな話、log間隔は1秒と言いたいところだけれど、バッテリーやデータ量のことも考えて、5秒( x 5 時間 = 1,800 log)ではどうかな。今やサイコンにgpsは珍しくないし、スマートフォンからでもokなstravaなんていうsns的応用も進んでいるようけれど、これら技術はレースでもっと活用されないと、っていう話でもある。いっそ今のスタート・ゴールを検知するセンサーに替えて、はじめっからロガーってのもありだよね。















ただーし!!この話の延長線上で、リアルタイムでサイコンに集団や逃げの情報を映し出しながらレースってのも湧いてきそうですが、これは絶対反対!断固拒否!バッテリーの力でギアを変えるってのにもしっくりこないことと似ているのか分かりませんが、レース中はより動物的(見えないものを見るちから)であって欲しいのさ。