夏が暑いのは当然、だけどこんなに晴天続きなのは、、
今年は極端に台風の接近数が少ないから、さぞかし沖縄近海の海面水温(以下、気象庁公開の海面水温の平年差の図)は上がりっぱなしかぁ、と思いきや7月中は平年並みかやや低かったようです。
けれど、さすがに8月に入り日々の生活でも暑すぎると実感するまでになると、水温も平年より高めの範囲が東から西へ拡大しつつある。
8/18/28/38/4
そして、昨日(8/5)はというと、
や、や、やっぱり、、さらに広がってきてるよ、、ねえ。
春先にちょっと水温が例年より高かったりもあり、海で働いている身としては1998年の夏の世界的な規模で起こったサンゴの白化現象を連想せずにはいられない。この年の海面水温の変化を旬毎(日毎では冗長で面倒だから、、)に見てみる。
1998年7月下旬(記事のはじめに紹介した今年の7月下旬の図と較べると既に水温は高め)
1998年8月上旬
1998年8月中旬
1998年8月下旬
1998年9月上旬(水温は下がってきたけれど、この時点でも多くのサンゴが真っ白け)
この先、1週間以上も晴天が続く予報もあり、このまま台風の接近が無ければ、白化現象の発生は避けられない気がしてならない。要注意!!、、って毎年言っている気がする、、
水深0mでは、8月1日の時点で塊状群体のてっぺん(やや南側はより強く)が白化している(この程度なら毎年のコト?)。