2014年2月13日

無題1

いつまでも時々ペンを持たずに恋文
 流れる景色のあのころを甦らせる
 高い空の映す低い雲が

玄関を開けたら舞って
 直球の好意を投げて
 ひねた目を見据えて

土地が本来の役割を期待されたら
 人がそう遠くにまで行けなくなったり
 緑が勢いを取り戻したら

長くこんがらがったものを時に預け直すのかな
 それまで誰かでも覚えていてくれるのかな
 面倒を繰り返す穏やかな日々へ

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